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最後から二番目の恋 スペシャル 感想 [ドラマ]

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最後から二番目の恋スペシャル 2012・秋 観ました。

早速感想です。

いや~、面白かった!

レギュラー放送を観ていなかったのですが、
こんなに面白いドラマを観ていなかったとは不覚です。

脚本の岡田恵和は好きな脚本家の一人です。
特に、1999年に放送された「彼女たちの時代」が大好きでした。

深津絵里主演で女性の友情をテーマに描いたドラマでしたが、
現実の厳しさがベースにあって、それが骨太で、それでいてとても繊細なドラマでした。
バックストリートボーイズのBGMもすごく良くて、当時アルバムも買っちゃいました。


最後から二番目の恋は、これはこれですごく好きです。

ストーリーとしては、何か大掛かりなトリックがあるわけでも、
大きなトラブルがあるわけでもないですが、でも引き込まれていくんです。

これは、一人一人の登場人物がリアルで、人間模様自体が
価値のあるドラマになっているからだと思います。

特に中井貴一と小泉今日子の掛け合いは本当に面白い!
セリフなんですけどセリフと感じない。自然な会話がそこにあるんです。

細かいとこですけどすごく良いなと思ったのが、
夜に家の前で二人が話しをするシーンで
中井貴一の頭の付近にちっちゃい虫が飛んでるんですが、
それを小泉今日子が会話をしながらさりげなく手で払ってあげるんです。
これがまたすごく自然で良かった!

ほんと、中井貴一が良い役者だというのは今日改めて思いましたが、
小泉今日子も良い女優さんですね。

いやいや、たくさん笑わせてもらいました。
鎌倉のゆる~い雰囲気でも癒されて、
今は金曜日の夜ということもあり非常にリラックスして
このブログを書いています。

彼女たちの時代を観てる時も思ってたんですが、
岡田恵和はなんでこんなに女性の気持ちがわかるんでしょうか。
女性視点でのドラマ作りができているのが本当に不思議です。
不思議だし、すごい。

あと、最後から二番目の恋っていうタイトルはどういう意味なんだろうと、
レギュラー放送のときに新聞のテレビ欄を見て不思議に思っていたんですが、
ドラマの公式ページで最終回のストーリー説明を読んで理解しました。
以下はその抜粋です。

「月並みな言葉だけど、前を向こう…
ちゃんと生きてることが一番大事なんだ…そう思う…
人生って、自分の未来に恋をすることなのかもしれない…
自分の未来に恋していれば、きっと楽しく生きていける…
46歳独身、人生への…まだ恋は終わらない…
もし、これから誰かと恋をするとしたら…
それを最後の恋だと思うのはやめよう…
次の恋は、最後から二番目の恋だ…
その方が人生はファンキーだ」


なるほど。

人は自分の未来にいつも恋をしているってのは良いですね。
すごくポジティブな表現だと思います。

恋っていうのは恋愛っていう意味だけじゃなく、
人生における価値を最もポジティブに表現している言葉かもしれません。

仕事に恋している、趣味に恋している、

奥さんに恋している、旦那さんに恋している。

子供に恋している。


とか。


そんなわけで、最後から二番目の恋スペシャル 2012・秋の感想でした。









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